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デイサービスセンターわが家はR4年で7年目に突入します。

振り替えると赤字続きで不安な毎日でした。そんな中でもどんなことがあっても絶対、失くさない。認知症の病気を持っている人への対処法はこれしかない。という信念が私の支えでした。とにかく続ける事、ケアーの質を落とすことなく、初心に戻って、掲げた理念を読み返して一日一日ご利用者様に喜んで頂けるように気配り、心配りを忘れずに対応をおこないました。
色々なタイプの方が通り過ぎて行き、また、他界されました。
暴言、暴力のある人、外出拒否の強い方。
ある奥様の「最後は可哀そうだった・・。」この言葉は今も時々おもいだされます。
難聴の方で他の施設のデイケアを利用されていて暴言、暴力のある方でした。わが家ではご本人様をよく観察しどんな時に暴言があるのか見極めて声掛けを行いますとスムーズに次に移れるようなりました。入浴拒否はご本人様の経歴から、バスの運転をされていた方なので温泉には行っているだろう。最初は有名な温泉で声掛けしましたが興味は示されず近場の鳴子温泉で誘いましたら大ヒットでした。
「どれどれどれ」とにこやかな顔で風呂場へ行き声掛けも必要なくご自分で入られました。(洗身、洗髪は介助付きです。)
ザルキャッチ、フーセンバレー等意気揚々と行っておりました。塗り絵は最初は赤の一色塗から三色使いになり、朝は「行ってまいります。」「ただいま戻りました。」と大きな声で挨拶をしている姿が思い出されます。ご本人様の理解不足から妻に怪我をさせてしまいそこから大きく生活が変わり残念な結果になってしまわれました。
突然、家に帰れない。何時もいる妻の姿も見当たらない。不安定になり動きまわる(妻を探して)止められれば大声を出す。益々興奮して騒ぎ立てる。誰も止められません。力づくで行ったら誰かが怪我をしてしまいます。
自分なら止められるか よく観察しある程度の距離を置き話しかけて自分の方を見てくれれば会話が成り立つかもしれませんがそうでなければ1,2発殴られるか突き飛ばされてしまうでしょう。
「最後は良かった。病気があっても皆に支えられて。」と言えるような人生の締めくくりのお手伝いをさせて頂きたい。顔なじみになり自分にとって害のない人だと心底思えたら何を言っているのか聞く耳を持つのではないでしょうか?
病気があっても自分をコントロールすることも出来ます。
手、足の出る方が殴ろうとして出した手をひっこめた時は感動しました。
「素晴らしい。」と拍手をしていました。○○さん凄いですね。そして有難う。聞こえはしなかったかと思いますがその様子はご本人も理解されたのではないでしょうか。それからは徐々に暴力は亡くなりました。でも、叩いてもいいんだよ。悔しい気持ちを外に出してもいいんだよ。と言いたいです。
私達介護する人はもっと何に腹を立てているのか、悔しい事は何なのか知る事も大事だと思います。サインを見逃さずご本人様の気持ちに添った介助を今後も心がけて行きたいです。

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